羆の人生記

ひとり暮らしに役立つ情報を更新します。

SNS疲れとリアル人間関係

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当ブログも数名のリアル友人が知っていますが、後悔しています。

もちろん、良いこともあった。けど、やっぱりインターネット活動は完全匿名に限るなと思うわけです。

SNSなんてなおさら、匿名じゃないと駄目。多数の知人や会社の人間が見ている、となれば身動きなんぞとれんよ。

SNS疲れはなぜ起きるか

冒頭引用ツイート内の記事では

  • リアルな人間関係によるもの
  • 他の人にどう思われているかを想像したり他人と比較すること

を挙げている。僕もほぼ同意見ですね。

 

リアル人間関係疲れ

会社でさんざん気を遣って、帰宅後までさらに気を遣うとか究極のマゾヒストとしか形容できません。身の毛もよだつ話です。

 

世の中にはいろんな人がいる。寛容な人ばかりではない。話し方や話の持っていき方で時には激高してしまう人だっている。そんな地雷原のなかを擦り傷程度で駆け抜けるには、精神力を消費して「気遣い」コマンドを発動するしかない。

 

精神力は無限に湧いてくるものではなく、補充が必要。補充方法は人によって違うけど、僕の場合はひとりでいることなんですよね。静かな場所で、ひとりで。誰にも邪魔されない空間が必須。

 

SNSで精神力が補充できる稀有な人は、SNS疲れなんて起こさない。そこが生きる場所で、SNSでも気遣いすることで自分の存在が確かめられるような人は親和性が高いと言えます。もしくはリアルではそれほど気遣いする必要もなく希薄な人間関係を築いている人がSNSでは元気になる場合だとか。

 

大半の人は、おそらく、リアルで気疲れしてんでしょ。集団の和を重んじる社会性がゆえに、生来的に気を遣えない人も半ば強制的に気を遣わねば生きていけないような風潮も見られるので。

 

そこにSNS導入。しかもリアル人間関係と紐づけです。そりゃ、あっというまに精神的ミイラになっちまうわけですよ・・・。

 

人にどう見られているか・他者と比べること

他者と比べることについては

www.pojihiguma.com

過去に記事を書いていますが

 

とどのつまり、こと幸せに関していえば他者と比較して良いことなんぞ1つもない、っちゅうことです。比較で感じる幸せは虚構。なぜなら比較対象が変化した際にその幸せも崩れてしまうからです。揺るぎない幸せは自分の中にこそ作るもの。

 

・・・が、しかし。SNSというのは非常に厄介なもので、どうしても背伸びして魅せたがる。どれだけ凄いか、どんな肩書があるか、華美な時間を過ごしているか、美味しいものを食べているか。

 

こういう自炊ツイートも「ドヤ」感が出てて、自分でやってて嫌になります。なんらかの意図があってやるならそれは良いのですが、ただ誰かに自慢したくてこういうのを乱発するのは良くないと思ってます。食べ物に対しても。だから、そのうち止める。

 

話は戻りますけど、他人もキラついた投稿を繰り出してくるわけです。それを見て、自分の状況と比較してしまう。「こんなに惨めな私」とか悲しい感情を引き起こしてしまう。なんという不毛。facebookはそういう節がありますね。

 

会社でもですよ、自分の仕事は見られて評価されているわけです。他者にも、仕事ぶりを見られている。上司にも後輩にも同期にも。それを励みにして仕事を頑張るのは良いですよ。けど、家に帰ってまで「誰かがどう見ているか」を意識し続けて、果たしていつまで正気を保っていられるのかと。

 

SNSは匿名推奨

リアル人間関係で気遣いしまくりな人は、匿名でやることをお勧めします。匿名でやらなければ、遠くない将来にSNS疲れが待っていることでしょう。

 

SNSなんてのは顔も実名も知らない相手と趣味趣向を共有して、緩く繋がるのが一番健全な使い方んですよ。

 

自分の気質(気疲れしやすい、など)を知った上でそれでもリアル人間関係と紐づけし、「最近はSNSで疲れている」なんてボヤいた暁には、僕が「それはパーティ会場に好きで行ってるにも関わらず『ここは喧噪で落ち着かない』って言ってるのと同じだよ」という箴言をさせて頂きます。そういうことなんです。

 

嫌なことは遠ざけないと。

 

人間関係、必要ですよ。嫌でも会社に行って仕事上でもコミュニケーションとったら、なぜか元気が出たってこともあるでしょう。必要なストレスなんですよ。でも、それはあくまでも、ひとりになれる時間があればこそ。もしくは気の置けない家族との時間だとかね。緩急が必要なんです。常に他者の監視下に自分を置いて得することなど、考えられません。

 

戦略としてやるならOKです。ネットで常にピエロを演じて飯を食っているような人は、SNSで大いに活躍するのが吉でしょう。TVに出ている芸能人に通ずるものがあります。仕事としてやるなら、とことんやりましょう。

 

でも、本来、自分が打ち込むべき仕事(リアル)があるんだったら、そことSNSは一線を引かないと。境界線が曖昧になって、休む機会を失してしまいます。

 

リアルの誰かと繋がってないと不安、って人は、SNS以前に心に何らかの闇を抱えている可能性が大ですので、まずはそこと向き合う必要があるかもわかりませんが・・・。