羆の人生記

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ソロ充とは?意味や由来 ぼっちとどう違うのか

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ソロ充のイメージ画像

「ソロ充」って言葉を聞いて久しいです。インターネットでは当たり前のように使われますけど、このまえ職場の人に聞いてみたら「何それ?」という感じで、ああ一般的な認知度の低いネットスラングなんだなぁと感じましたね。

興味本位で調べてみたらこの「ソロ充」は現在の管理人の生活がモロに当てはまっていたので、この際だから徹底的に調べてやろうかなと。

お時間のある方、お付き合いください。

ソロ充とは?

「ソロ充」そのものは広辞苑に記載されてません。

(参考)

ソロ【solo イタリア】

①一人の。単独の。

②一人で歌い、または1個の楽器で楽曲を奏すること。また、その音楽。独唱。独奏。

広辞苑第6版より

 

次にGoogleで「ソロ充」で検索して用語辞典等より引用し、所感を述べます。

 

一人で楽しむことができる人のこと。リア充、キョロ充からの派生語でソロ(一人)が充実しているさま。別名「おひとりさま」「一匹狼」。

友人を誘うのが面倒、人といると気を使う、相手のペースに合わせるのがしんどい、などというタイプの人に多い。自由気ままに過ごすことができ、あくまで本人は楽しんでいるので本人的には「ぼっち」ではない。

ソロ充とは - はてなキーワード

本人が楽しんでいる、前向きな感情を抱いていることが要点であることを示唆。「ぼっちは楽しくない」という解釈もみてとれます。

 

友達はいないがリア充のように人生を満喫している人を指して、リア充をもじって作られた言葉。

 

誕生の経緯
2ちゃんねるの大学生活板にてぼっちという言葉が生まれ、ぼっちの対になる言葉としてリア充が生まれた。
この二つの言葉は大学生活板を飛び出し、2ちゃんねる内外に広まり、果てはインターネットから飛び出して
現実世界においても学生を中心とする若者に広く用いられることとなった。
その後、ぼっちやリア充という言葉から様々な派生語が生まれた。その一つがソロ充である。

 

ぼっちとソロ充の違い
ぼっちとソロ充は友達がいない人を指す点で共通しているが、
ぼっちは、友達がいない自分と友だちがいる他人を比べて卑屈になるというように
一人でいることを後向きに捉えているのに対し、
ソロ充は、趣味や勉強や仕事に全力を傾け他人を省みる暇がないというように
一人でいることを後向きに捉えていない点が異なる。

思うに、ぼっちとソロ充の違いは友達のいない自分を肯定しているか否かにあるのではないか。
自分を肯定していれば、必要以上に自分と他人を比べたり、
必要以上に世間の常識を気にしたりして卑屈になることも無いと思われる。

ただ、単に一人でいることを指して、フラットな意味合いで
ぼっちという言葉が用いられることもあるので、
卑屈というイメージがぼっちに対して常に当てはまるというわけではない。

ソロ充とは (ソロジュウとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

友達がいない、人生を満喫など要のワードがちらほらと。

言葉の発祥に関して時期の記載はないものの、2chの大学生活板という場所で「ぼっち」から派生したことが示されています(真偽不明)。

「ぼっち」とソロ充の共通項は「友達がいない」で、違いはそれを卑屈にとらえるか前向きに捉えるかであることを示しています。

思うに~ 以下の記述は僕の考えと類似しています。他人と比べない、の記述は主観的ですが「嫌われる勇気」が昨今流行っていることから、世相を反映する言葉として「ソロ充」が生まれたのかもしれません。

 

インターネット上のスラングの一つで、1人でも生活を楽しめる人を指す。他人を気にせず趣味や仕事、食事などに打ち込むことができる人のことで、同じような意味の言葉に「おひとりさま」などがある。

現実の生活(=リアル)が充実している人を指す「リア充」という言葉がまず誕生し、そこから、1人でものごとを楽しむ人を指す「ソロ充」や、他人の目を気にしつつも、自分の学生生活がリア充であることや、行動を共にするグループの一員であることを確認せずにはいられない人を指す「キョロ充」などに派生していったとされる。

ソロ充(そろじゅう)とは - コトバンク

これまでは「友達がいないけど楽しむ」が主であったソロ充の定義に「生活」までが加わっています。これは学生など未成年や大学生を指すよりも社会人の生活を強くイメージしているのかもしれません。「他人を気にせず」ここでも出てきました。

ソロ充は「リア充」からの派生であり、ほかに「キョロ充」という言葉も出てきましたが、この意味については割愛します。 

「リア充」はソロ充よりもずっと前からインターネットでよく目にしていて、今では実社会の一般人も当たり前のように使う言葉になりましたね。「キョロ充」はソロ充よりも少し認知度が高い程度でまだ一般的ではない印象。

 

「ソロ充」とは一人でいても生活が充実している人物を表す言葉である。
「リア充」からの派生語。

通常、一人でいると「ぼっち」などと言われ寂しい人間と思われがちであるが、そんな中でも気にせず趣味や仕事に没頭していることが特徴。
一人でいる理由は様々であるが主なものとしては以下が考えられる。
■一人でいる方が楽
■誰かを誘うのが面倒くさい
■他の人とペースを合わせるのが嫌だ

「おひとりさま」や「一匹狼」などと呼ばれることもある。

ソロ充とは(意味、元ネタ、使い方)ネットスラング

一人でいる理由にまで言及しており、新たな気づきを得ます。

私見ですが僕はこの3項目を見て「まさに自分の考え、感情と同一だ」と感激し、今回の記事を書くインスパイアを与えられました。さらなる個人的考えの記述は後ほど。

 

由来

ソロ(一人)の生活が充実 → ソロ充

ソロ充|若者言葉辞典~あなたはわかりますか?~

由来に言及している箇所を引用しました。

ソロ充の「充」は充実であることを示します。違和感異論等ありません。

派生語として「オタ充」も紹介されていましてここの充も「充実」の意です。

 

一人でも充実した時間を過ごす、「ソロ充」と呼ばれる人が注目されている。

一人が気にならないとはいえ、以前は一人旅など単独で行動すれば、けげんな顔をされることも少なくなかった。「最近は一人で気まずいと感じることは、ほとんどなくなりました」

「ソロ充」一人で充実の時間 : 大手小町 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

大手ネットメディアでも紹介されています。さらに「一人でも気まずくない」という世相について触れている箇所も見られて興味深いですね。

 

まとめ

  • 一人で
  • 友達がいなくて(少なくて)
  • 前向きで
  • 他人を気にしないで
  • 趣味を楽しむなど充実した生活で
  • 人生を満喫している

こんな人間が「ソロ充」である!

 

言葉が生まれた時期は?

ぼっちの種類書いたったwwwwwwwwwww

2012/8/30にニュース速報(VIP)@2ちゃんねるで立ち上がったスレッド内に「ソロ充」の記述があり、それに(謎)と付して使っているのを発見。2chにおいてもソロ充がまだ一般的ではなく、ここで初めてソロ充が使われた可能性もあります。またはこの時期にどこかで生まれた言葉ではないかと推察しました。

 

ソロ充についての私見

ここからは管理人の主観オンリーで記述します。

僕のソロ充ヒストリー

学生の頃は誰かといないと心細くて、常に周りの顔色を伺って振舞う「キョロ充」であったといえます。閉鎖的な社会において確たる信念や強靭なバイタリティなど何等かに矜持をもって泰然自若に振舞うには未熟だったのかもしれません、もしくは社会的パーソナリティの形成段階だったのかもしれません。ともかく一人は嫌でした。

社会に出てからもそれはしばらく続き、一人暮らししても常に誰かを誘って遊んでましたね。一人で家にいると「なんでこんな寂しい生活を送らなきゃいけないんだろう」と卑屈になっていたのを覚えています。全然楽しめてないので「ぼっち」の感覚に近かったかもしれないです。

異性との交際や結婚離婚を経て、次第に誰かといることに疲れを感じてきます。相対的にかどうかは不明ですが、30代の手前くらいで次第にソロ充へ移行。誰かといるとフラストレーションを感じることを何となくですが自覚し始め、一人でいることに関する書籍をいくつか読んだ結果、揺るぎなき基礎として「ひとりが好き」が出来上がりました。

一人が好きな人いませんか?共感して自己肯定するための記事 - ポジ熊の人生記

こちらに全力で綴ってますので参考

カラオケも映画もBBQもひとり、けど楽しい

ポイントは「楽しい」ですね、やっぱり。カラオケを例に挙げますと「好きに歌って自分のタイミングで切り上げて終わる」最高です。

上記はすべてひとりで楽しんだ経験を記事にしたもの。

なんというか、もうことさらに「ひとり」を強調する時代は終焉を迎えつつあるのかもしれませんね。「ひとりで○○行ってきたんだよ」って誰かに伝えても一昔前なら「えー、信じられない、ひとりで!?」って言われてたのが「普通じゃん」という反応に。そんな時代が到来してるのかもしれないですね。

誰かと暮らすにはどうしたら良い?

なんでもかんでもひとりを推奨するのも社会的には良くないのかなって思うんです、というのも他人とかまどを一つにして暮らし、子孫を増やしていくことを考えればソロ充で満足もしてられないのかなって。いや別にソロ充が駄目なわけじゃないですし、こういったライフスタイルが肯定される世の中は多様性を認めるという意味では素晴らしいと思うんです。ただ、ね、家族形成とはベクトルが逆なので、そこをどうしようかなと。

考えたのですけど家族を作ってもその生活の中でソロ充が認められれば良いんじゃないかなーと。配偶者や子供を大事にするのは前提ですが「僕はひとりになる時間が必要なんだ」ってことを理解してもらって、部分でもいいからソロ充タイムを設けさせてもらう。説明もなしにひとりでいる時間を増やしてしまうと、配偶者も子供も怪訝に思うでしょう、やっぱり理解してもらうことが必要なんじゃないかな。

恋愛の段階においてもそうですね、事前に「束縛なんて考えられない」「ひとりの時間も大切だ」という気質を真剣に説明して納得してもらう。それを前提にして結婚を見据えたお付き合いをするのが肝心かなと。そういう意見が全く受け入れられないようであれば、見た目でのぼせ上った恋愛麻薬脳をしっかりと覚醒させて見切りをつける必要もありますね。「この人と関係をもって、自分の居場所はあるのか、安らげるのか」というのは短期的に、もしくは中長期的にも判断しなければなりません。

「理解してもらう」を強調しましたけど理解してもらう前に相手を理解することを前提にして考えましょうねという老婆心ながらのアドバイス。

 

おわりに

ソロ充の意味や由来、私見についてお届けしました。

あなたはリア充ですか?ソロ充ですか?それとも・・・

人間には色々な気質がありますがその中でも「誰かと居て安らぐ」人と「ひとりで居て安らぐ」人の2種類というものがあり、自分はどちらよりの気質なのかを自覚することが生きやすくなる秘訣なのかなと考えます。僕は明らかに後者で、それを自覚できたのはつい数年前のことでした。それまでは居たくもないタイミングで誰かと居て疲れを溜めてたりしましたけど、今ではひとりで居ることに充実感を覚えています。

自分に合った充電方法を知る、満充電して社会に出てパワーを発揮して誰かの役に立ち、そしてまた充電時間に戻る。このような生活を繰り返すことでメンタルバランスを整えて充実した生活を送ることが肝心なのかもしれませんね。

HSPとは?敏感、繊細で感受性が高く生きづらい人へ - ポジ熊の人生記

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それでは。

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