皆さんは食生活で気を付けていることはあるだろうか。
例えば油や塩分の摂りすぎに気を付けている、だとか、メタボリックシンドロームを解消するためにカロリー制限を設けているだとか。
健康ブームとよくメディアで聞くけれども、病気になりたくないし、やっぱりそれなりに個人レベルで気を使っているのだろうなと想像。
「何を」「どれだけ」食べたらよいかをわかりやすくコマのイラストを用いて示したのが食事バランスガイドです。この食事バランスガイドでは毎日の食事を「主食」「副菜」「主菜」「牛乳」「乳製品」「果物」の5つの料理グループに区分し、区分ごとに「つ(SV)」という単位を用いて1日の目安が示されています。
管理人はGoogleで検索した「食と健康」情報よりも、国が発信する情報を信頼している。この図は厚生労働省が公開している「食事バランスガイド」である。
主食・副菜・主菜・牛乳や乳製品・果物を3食バランスよく摂りましょうね、という分かりやすい指針だ。
これに基づいて食生活を送っている。ただ、少々のアレンジはしている。例えば「主食の摂取量を3SVにする」だとか「牛乳・乳製品は乳糖不耐性のため摂取しない」などだ。前者は適正体重に落とすための減量施策で、後者は生まれ持つ体質のためにやむなく、といったところ。
みなさんは、この食事バランスガイドを知っていただろうか?
食生活に気を付ける、といっても、漠然としすぎていて何に気を付けていいのか、普通はわからないものだろう。栄養学の知識があるならばいざ知らず、そんなものは義務教育でさらりと流すくらいで、頭に入っていないのではないかと。そんな中で、この食事バランスガイドというのは迷える独身男の灯台に見えたのは無理もないだろう。
もちろん、これが絶対、とは言わないのだが、巷にあふれる怪しげな食生活の教唆よりはずっと信頼のおける情報だし、そもそも野菜を食べてたら体の調子がいい。体は嘘をつかない。
食事バランスガイドを手元に、日々、食事についてはバランスよく摂ることを心掛け、水とお茶を飲みながら適度に体を動かして生活する。これに勝る健康的な生活はないのではなかろうか、と思っている。まもなく40歳を迎えようとしているが、その前に食生活で頼りになる指針を見つけることができたのは、非常に幸いである。
きっと、昔は各コミュニティでお婆ちゃんあたりが健康な食生活というものを熟知していて、次の世代に知識を伝播していたのだと思われる。しかし、この「個の時代」においては、こういった健康な食生活という部分においても、自ら情報を取得しなければままならない時代にもなっている、ということなのだろうねぇ...。
【令和3年8月28日追記】
厚生労働省の食事バランスガイドを紹介しといて申し訳ないのですが、1日3食必要という既成概念は捨てた方がいいかもしれません。今、ファスティングが世界的に熱い健康な食生活法として認知度が上がっていることをご存知ですか?
断食(ファスティング)は痩せる!
断食と聞くと宗教的であったり、どこか怪しく聞こえるかもしれません。
しかし、今や世界的に認知度の高い、科学的に証明された超健康的ダイエットの一つなのです。
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