家で唐揚げを作ると、とっても安上がりで心ゆくまで頂ける。北海道産の冷凍肉が2キロ880円(+税)。調理の手間なんて手間に入らない! pic.twitter.com/b9DxHPblhv
— 羆 (@poji_higuma) 2016年6月25日
この画像が全てを物語っているわけですが、自分なりに家で美味しく安く唐揚げを食べるポイントを羅列します。
食材
我が家の唐揚げは鶏胸肉一択。ヘルシーで高たんぱく、歯ごたえがあって、それでいて美味しいです。もちろん、鶏もも肉も捨てがたいのですが、産地により癖があるような気が個人的にしています。それに少々割高です。
安く買うポイントは「冷凍肉」でしょう。店側も生ではなく長持ちする冷凍での販売のため、ストックを抱える分の値段を安く設定しています。当方北海道在住ですが、北海道産の鶏胸肉が2キロ880円(+税)となっています。100グラムあたり税抜きで44円というのは、おそらく破格なのではないでしょうか。
Amazonでは冷凍の鶏胸肉が2キロで1200円と、それなりの値段で売られています。しかし、送料が発生することを考えると、地元の大型スーパーで割安な冷凍の鶏胸肉を探したほうが経済的と言えます。
国産にこだわらなくとも、ブラジル産でも全く問題ありません。というのも、鶏胸肉の唐揚げは下味を付けたら国産でもブラジル産でも味に大差はないと感じるからです。これは、人により舌の肥え方で感覚が違ってくるのでしょうが、僕はブレンド米でもチャーハンにしてしまえば美味しくなる理論と一緒だと考えます。
油はオイルポットで再利用を
こちらはAmazonで評価が高く、レビュー人数が多くて安い商品を一例として挙げさせてもらったものです。唐揚げを作る際はそれなりの量の油を必要とし、調理後に残ってしまいます。これをオイルポットを使用して再利用すれば、油にかかるお金が浮いてお得なのです。
また、唐揚げを作った後の油をほかの料理で使用すれば、うま味の沁み込んだ油の効果で料理がおいしくなります。これは知り合いの主婦に教えてもらった技。
あまり長時間放置すると酸化が進行してしまいますが、今回紹介するように唐揚げを安く定期的に作るのであれば、なかの油もローテーションされてそこまで問題にはならなくなるでしょう。もちろん、新しい油は随時、追加する必要があります。
調理法
鶏胸肉を解凍後、中の鶏肉を下ごしらえする準備に入ります。
具体的手順は以下の通り。
- 鶏胸肉の皮(脂身)を剥ぐ
- 一口大に切る
- ポリパックなどの袋に入れる
- 練り生姜・練りニンニク・醤油・酒を適量入れる
- 鶏胸肉に味を沁み込ませるため、揉む
- 1時間以上置く
- 油を加熱後、片栗粉をまぶした鶏胸肉を1分間揚げる
- 外に取り出して1分間待つ
- 再度、油で揚げる
- きつね色になったら取り出して油を切って完成
ポイントは2度揚げ。こうすることによって中までしっかりと火が通り、しかもサクサクジューシーに仕上げることができます。味付けは単調に見えますが、これだけでも十分に美味しいです。味付けはシンプルなほうが、失敗が少ないように感じますね。
調味料ですが、目分量でOKです。醤油と酒は鶏胸肉がポリパックの中でしっかりと馴染む程度の量でどうぞ。思ったよりも少ないさじ加減で、十分に下ごしらえは可能なはずです。
1の「皮を剥ぐ」についてですが、これはヘルシーな鶏胸肉のカロリーをさらに低くするために講じている下ごしらえであり、個人的な趣向によります。人によっては「皮が好き」という方もいるでしょうから、そこはお好みで調理して頂きたいです。
なお、皮を剥いだほうが一口大に包丁を入れる際にやりやすいです。余った皮を個別に揚げて、「ヒナカワ」的アラカルトにしてお酒のオツマミにするのも良いでしょう。
まとめ
- 大型スーパーの冷凍肉をまとめ買いすべし
- 鶏胸肉でも十分にジューシーで美味しい
- 油はオイルポッドで再利用を
- 味付けはシンプルに
- 揚げる際は2度上げが基本
兎にも角にも、鶏肉を安く買うことが肝心です。少し足を延ばしてでも、冷凍庫に余裕があるのなら、安い冷凍肉を一気に購入してしまうと良いですね。生ものではないので、保存は十分に効きますから。
育ちざかりのお子様がいて、たくさん食べる場合などにも、大量に作れるのでお勧めです。2度揚げジューシーな唐揚げを提供すれば、子供たちも喜んで食べること請け合いですよ☆
なお、業務用鶏胸肉をAmazonで安く大量買いしたい方はこちらをご覧くださいませ。